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平成22年12月4日ダイヤ改正の概要 館富線 ・直通快速のスピードアップを図り、木更津−館山北条間の到達時間を最短66分とします(2分短縮)。 ・浜金谷発安房浜田ゆき特別快速を1本増発します。 ・その他、時刻の調整を行ないます。特に浜金谷においてcdx線との連絡を改善します。 館山線 ・快速を特別快速に一本化し、快速は廃止します。また、運転区間を浜金谷−伊戸間とします(伊戸−相の浜間は各停のみ)。 ・夜間帯に館山北条発安房浜田ゆき各停を1本増発します。一方で、日中の利用の少ない列車は廃止します。 ・その他、時刻の調整を行ないます。 相の浜線・白浜線 ・新たに快速を設定します。設定は日中に5往復、夜間に1往復とします。 (停車駅:館山北条、安房佐野、相の浜、野島崎灯台前、安房急白浜) ・白浜線の特別快速は、運転区間の短縮に伴い、なくなります。 ・その他、時刻の調整を行ないます。 今日: - 昨日: - 累計: -
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H26 12月のまとめ 梓「澪先輩ってMですよね?」 紬「私と唯ちゃんってどんな関係に見えるかなあ」唯「ほぇ?」 澪「ぬるいな、唯…」 梓「我が家の楽園」 唯「甘え上戸」 唯「殴ると冷たくなる美少女だよ!」 唯「とみお婆ちゃんの旦那さんのお話を聞きたいな」 憂「私は想像する」 梓「もうすぐクリスマスですけど、女性同士ってどうやるんですか?」 澪「リンゴ」 紬「プレゼントは、わ、た、し♪」 澪「週末とかげ」 律「ムギ、通学中の電車で痴漢に遭ってるって!?」 澪「昔書いた歌詞が恥ずかしすぎて死にたい」 憂「笑顔の理由」 律「澪の夢?」 澪「うん」 梓「私と先輩とクリスマスと」 梓「”初めて”のクリスマス」 純「大切な人の誕生日」 梓「欲しいクリスマスプレゼント? やっぱり唯先輩かな」 唯「のどたん!」 梓(6)「カギおとしちゃったの・・・」 唯(7)「えっ?」 憂「夜の夢こそ…」梓「ちがうってば?!」 梓「あずにゃん禁止令!」唯「?!」 戻る
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12月の殿堂入りとなります 編集サイドでコメントを残していきますのでよかったら見てあげてください。 ソメイさん 蒼き伝説シュートか何かかな? こういうのを待ってました。文句なしで殿堂入り(パチ風) コッパ なんだこのヒキは(驚愕) 剥ぎ取りGってこんなに強かった記憶ないです(パチ風) キョウさん お、オスイチだぁぁぁぁぁぁぁぁ! いや美しいですねこれは。最高ですぅ(パチ風) やまりゅさん ころさなきゃ(光を失った目) いいですねぇ……うらやましいですねぇ……(パチ風) もみ風 引くタイミングが色々と神ですね! もみ風はやれば出来る子ですぅ(パチ風) かめさん これは最高にこの企画の為の画像と言えます。 まさしく写真館って感じ(パチ風)
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(ここだ…) 目の前には『茨』と書かれた表札。 広い洋風のお屋敷が広がっていた。 (……………) 昨日からずっと彼女のことが気になっていた。 普段の彼女から思いも点かないような発言をさせてしまった原因は自分なのだ。 彼女にも彼女なりの理由があったのだから、俺が変に焦って答えを急いでしまったことに、少なからずあった罪悪感が昨日からずっと消えなかった。 いや、消えるどころか大きくなる一方だ。 (ちゃんと会って、もう一度話し合おう…お互い納得のいくように) ゆっくりとチャイムを押した。 ―ガチャ 日「あれ」 主「あ…」 ドアを開けて出てきたのはお目当ての彼女ではなく、その弟の日向だった 少し目を見開き、驚いたとでも言いたげな表情をしている。 日「…○○くん、どうしたの?突然」 主「いや、えっと…」 日「遊びにでも来たの?」 日向がにこりと笑った。 主「そうじゃなくて…」 日「だよね」 突如彼の声が冷たいものに変る。 日「何しに来たの?」 主「ちょっと、暁子ちゃんに…」 日「姉さんに?」 主「…今、いる?」 日「何の用なの?」 主「…日向には、関係ないことだから」 棘のある彼の言葉を、まるで気にしてないとでも言うような声をできるだけ出す。 ここで怯んではいけない気がした。 日「姉さんなら、今はいないよ」 そう言う彼には笑顔が戻っていた。 優しそうな、それでいてまるで仮面を貼り付けたような笑顔。 繊細な、作り物のような笑顔。 主「あ…そっか」 日「ごめんね、せっかく来てくれたのに残念だったね」 主「いや…いつ帰ってくるか分るか?また出直してくるから」 日「さあ」 主「……………」 日「何か伝えることがあるなら伝えるけど?」 主「…いや、いい」 日「そう?それじゃ」 ―ガチャ 別れの挨拶を告げると、こちらが答えるよりも前に扉が閉められた。 その扉を見ながら、多分、もう今日は暁子ちゃんにはどうやっても会えないだろうな、と何となく思った。 ついつい羽生治と食堂で喋りこんでしまい、遅くなってしまった。 日が落ちるのが早い冬場、もう辺りは真っ暗だ。 それに比例するように気温もどんどん下がる。 帰ろうとする頃には昼間よりも寒さが厳しく感じられた。 主「あ、いけね…」 外に出てその寒さを自らの身で感じ、マフラーを教室に置き忘れたことを思い出した。 羽「どした?」 主「教室にマフラー忘れた」 羽「ったく、ドジだな。まあ明日でもいいじゃん」 主「やだよ寒い。明日の朝だって冷えるだろうし」 羽「ご愁傷様」 主「俺取りに戻るわ」 羽「俺待ってたほうがいいか?」 主「どっちでも」 羽「んー…じゃ、寒いし先帰るわ」 主「何だよ、友達甲斐のない奴だなー」 羽「どっちでも良いっつったのお前じゃん」 主「しゃーねえな、今日は大目に見てやるよ」 羽「はは、何だよそれ。…うー、寒っ!そんじゃ俺帰るわ」 主「ああ、また明日な」 羽「おう、じゃーな」 寒そうに背中を丸め去っていく羽生治を少しだけ見送る。 (さてと…) 肌を刺すような寒さに震えつつも教室へと向かった。 真っ暗な校舎内、すぐに済むし電機のスイッチの位置を探すのも面倒くさいので、そのまま進む。 コツ、コツ、と自分の足音だけがやけ響く。 人の気配のない校舎内、きっと今この階に居るのは俺くらいだろう。 足早に教室へと向かう。 (……………?) 教室に近づくにつれ、何か音が聞こえてくるような気がした。 気のせいかとも思ったが、近づくにつれ大きくなるそれ。 確かにそれは教室の中から聞こえてくるのだ。 何の音かと聞かれれば、それは、分からない。 ただ、何か柔らかいものを殴るようなくぐもった衝撃音。 そして、喉から搾り出すような嗚咽とも呼吸音ともつかないほどの微かな息遣い。 そんな得体の知れない、聞きなれない音。 一体教室の中では何が起こっているのか。 (………………) 怖いのか不安なのか、それとも好奇心から来る期待なのか。 心臓が大きく鳴る。 教室の扉は閉ざされて入るものの、ほんの数センチ、隙間が開いている。 中を覗くには、十分すぎるほどの隙間。 そこから月明かりの光が細長く伸び、廊下を分断している。 ごくり。 緊張の所為か、いつの間にかカラカラに乾いた喉を、唾を飲み込み潤す。 足音が響かないようにと、ゆっくり、ゆっくり近づく。 (え………?) その隙間から見えた光景に、思わず言葉を失った。 何も出てこず、ヒュ、と息を呑む。 一瞬、ここが何処だとか、今何をしているとか、何を見ているのとか、わけが、全てが分からなくなった。 その隙間から見えたもの、それは、 乱れた髪、汚れた制服、頭を庇うように抱え、這い蹲い、薄く笑みにも似た表情を浮かべた1人の少女と、 箒を握り、ただただそれを叩きつける、顰めた眉に、噛み締める唇、そして目には涙を浮かべたもう1人の少女。 (なん、で………) そんな非日常的な光景に、悪い夢でも見ているのだ、と思い込もうとするも、その2人の少女の顔は、はっきりと現実で。 よく見知った顔。 そう、今日も、昨日も、一昨日も、ずっとずっとその前も見た、クラスメイトの茨暁子と灰塚リヨ。 (嘘…だろ…) リヨさんの細い腕が綺麗な孤を描き振り下ろされるたび、暁子ちゃんの身体が鈍い音を立て小さく跳ねる。 (こ…んな…) ―カツッ (…!) 思わず、まるで倒れこむように後ずさった瞬間、大きく足音が響いた。 その瞬間、リヨさんの視線がゆっくりとこちらへと向く。 目が、あった。 (ッ!!!!!!!!!!!!) 呆然と、まるで焦点が合っていないかのような瞳。 吸い込まれそうなほど真っ暗なその瞳が無性に怖かった。 頭から、離れない。 ふと我に返ると、校門に寄りかかっていた。 あの瞬間、どうやら俺は一目散に走り出したらしい。 どんな風にここへきたのか、あまり思い出せないが。 まだ、気が動転している。 心臓が鳴り止まない。 情けないことに、足も少し震えている。 (なんなんだよ…!) わけが、分からない。 何とか身体を落ち着かせようと試みる。 (こんなことって…) 今見たことは、本当に現実だったのだろうか。 そうだったらいいのに、いや、絶対そうだ、きっと、疲れてたんだ、幻覚だ。 何とか思いつく限りの言い訳で自分に言い聞かせようとするも、納得のいく答えはそこにはない。 (くそっ…) 未だ、さっきの光景が目に焼きついて離れなかった。 今日は学校へ行くのがひどく億劫に感じられる。 それが何故なのか、理由は明確だ。 やっぱり、昨日の・・・ 確かにこの目で見たことなのに、未だに信じられない。 それどころか、あの出来事は夢で、そして俺自身まだその夢の中から覚めていないような、不思議な、そしてひどく不安定な気分だ。 主「はあ・・・」 思わずため息も出るわけだ。 暁「こら、ため息なんか吐いてたら幸せが逃げちゃうぞ!」 主「ぅわっ!?」 突如声をかけられ振り向けば丁度今俺が考えていた人物の片割れがそこには立っていた。 できれば会いたくなかった・・・というか、顔を合わせづらいと言うか・・・ 暁「もー、○○君ったら、人をお化けみたいにー」 主「いや、突然だったからさ・・・悪い悪い!」 そう言って少しオーバーに頬を膨らましてみせる彼女はいつもと何も変わりない。 主「・・・・・・」 その分だけ余計に昨日の出来事が嘘のように感じる。 そう、何もなかったのなら何もなかったで、それが一番良いんだ。 だけどそう簡単に思い込んでしまる代物でもないんだよな、これが・・・ 暁「・・・くん?○○くん?」 主「え?」 暁「どうしたの、黙り込んじゃって・・・私、さっきのことなら怒ってないよ?ちょっとふざけただけだから・・・」 主「あ、そうじゃなくって・・・ちょっと考え事してたからさ」 暁「考え事?それじゃ、さっきのため息もその所為なのかな?」 主「うーん・・・まあ、そんなとこだな」 暁「そっかぁ・・・。あ、もし、私で力になれることがあれば何でも言ってね!」 主「ああ、ありがとう」 まるで俺を励ますように優しい笑顔を見せる。 とても昨日の出来事のことを聞くことのできる雰囲気じゃあないな。 まあ事が事だけに、聞けそうな雰囲気であっても聞きづらい事この上ない用件だしな。 それに情けない事だが、実際こういうときはどうして良いのか分らないのも事実だ。 とりあえず、しばらくあの二人の様子でも伺ってみる事にしよう。 (廊下あたり) この一週間、できるだけ気をつけて茨暁子、灰塚リヨの二人を見てきた。 が、まったくもって以前と変わった様子は何一つとしてない。 その事実が、本当にあれは夢だったのではないかと思わせる。 いや、夢なら夢でそれが一番良いのだが。 主「はあ・・・」 ここ数日で一生分のため息を吐ききったのではないかというぐらい吐いたのだが、どうやらそれは底なしらしく、未だにつきることがない。 暁「あーっ!○○君ってばまたため息!そんなんじゃ幸せがー・・・」 主「はは、そしたらもう俺の人生に幸せなんて残ってないかもな・・・」 暁「えぇ!?」 俺の笑えもしないおふざけに、暁子ちゃんは目を丸くする。 暁「一体どうしたの?」 主「いやいや、それだけため息ついちゃったんで」 暁「一生分?」 主「一生分・・・あー、もしそうなら俺お先真っ暗じゃん!」 暁「幸せ逃げちゃった?・・・あ、この場合逃がしちゃった、になるのかな?」 主「そーっすね・・・とほほ」 暁「○○くんは、さ・・・人が一生のうちに与えられる分の幸せの量って決まってると思う?」 主「え?」 暁「ううん、なんでもない!」 そう言って彼女はくるりと後ろを向くと一歩踏み出・・・って! 主「危ないっ!」 暁「ひゃっ!」 ズデン 丁度地面が少し段差になっていたのだ。 そこで彼女は思い切り転けた。 暁「ーったたたぁ・・・」 主「大丈夫か!?」 慌てて駆け寄る。 暁「えへへ・・・ドジっちゃった」 主「危なっかしいなあ・・・ケガは?」 暁「平気だよ!ちょっと足擦りむいちゃったけど・・・」 主「どれ?」 庇うようにして抱えている膝を見てみると、たいしたケガではないものの、じんわりと血が滲んでいる。 こういう地味なケガほど痛そうに感じられるから不思議だ。 主「あー・・・痛そう・・・」 暁「これくらい平気だよ」 主「でも血ぃ出てるし、一応保健室で消毒しとこうぜ」 暁「うーん・・・うん、じゃあちょっと行ってくるね」 やはり痛いのだろう、少し顔を歪めて立ち上がる。 主「俺もついてくよ」 暁「そんな、大丈夫だって!」 主「いいからいいから」 ーーーーーーーーーーーーーーー (保健室) ガラッ 暁「失礼します」 主「っしまーす」 ツンとした独特の薬品のにおいが鼻を突く。 室内を見渡してみたが、どうやら先生は不在のようだ。 主「あー・・・先生いないな」 暁「いいよ、適当にやるから」 主「そっか、消毒液とかはー・・・」 暁「あそこの棚だよ。取ってきてもらえるかな?」 主「合点承知」 俺が棚の方へ向かうと、暁子ちゃんは椅子へと座る。 えーっと、これが消毒液で、と・・・ カットバン・・・だと小さすぎるよな・・・ 少し悩んで脱脂綿と固定する為のテープも持って行く。 主「これで大丈夫だっけ?」 暁「あはは、そんな大げさなものでもないし、消毒だけで大丈夫だよー」 主「そ?」 暁「うん、でもありがとうね!」 暁子ちゃんは消毒液を受け取ると、器用に自分の傷を手当てしていく。 手当てしやすいように、軽く上へ上げた足。 重力に従ってスカートが少しだけ捲れる。 これはおいしい。 良いアングルだ。 このなんとも見えそうで見えないのが・・・って、あ、見えそう・・・。 欲望のまま、足の付け根のの方へと目線をやる。 主「・・・あれ?」 暁「へ?あ、きゃっ!」 俺の目線に気づいた暁子ちゃんはスカートを押さえ、軽くこちらを睨む。 暁「もう!○○くんのエッチ!!」 主「ご、ごめん・・・!」 謝りながらも、今の俺の関心はそこにはなかった。 丁度今見てしまったものに奪われたままだ。 主「あのさ、暁子ちゃん・・・」 暁「○○くんなんて知らないっ!」 主「や、ごめん、でもそうじゃなくって・・・」 自分の心臓の音がだんだんと大きくなるのが分る。 暁「?」 主「その、太腿のところに大きな痣が・・・」 そう、痣が見えた。 赤黒い大きな痣が。 何処かに思い切りぶつけたのだろうか、あるいは・・・ 数日前の光景がフラッシュバックされる。 暁「・・・あ・・・多分、きっと今転んだので・・・」 そう困ったような笑顔で答える。 いいや、違う。 できたばかりの打ち身の痣なら、赤くなるか・・・それとも青くなるかのどちらかだろう。 ここまで赤黒く変色させるには、時間がかかるだろう。 そしてそれまで色を消させないほどの強い衝撃も・・・ 主「あ、そっか・・・」 そこまで分っているのに俺の口からは彼女の答えを否定するような言葉は出なかった。
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MMJ 12月号 関連ページ MMJ 12月号 毎日新聞は医師の敵17 http //anago.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1314459580/603 表紙見返し 見開き2ページ(フルカラー) 日本ベーリンガー(プラザキサ) 中面 1ページ(モノクロ) アイランド新宿法律事務所 裏表紙見返し 1ページ(フルカラー) 横浜ウィークリー株式会社 裏表紙 1ページ(フルカラー) ベアー青山店(靴) アイランド新宿法律事務所 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー6階 横浜ウィークリー株式会社 横浜市中区伊勢佐木町5丁目130番地 http //www.yokohama-weekly.jp/ ベアー・オブ・ジャーマニー株式会社ベアー青山店 東京都港区南青山4-3-24 青山NKビル3F http //www.baer.co.jp/ 関連ページ 2011年7月- 12月 毎日新聞に広告を出していた企業
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テレビ朝日系列 特番(12月27日~) <12月20日~|12月30日~> 12月27日(月)お試しかっ! 中居正広の怪しい本の集まる図書館 12月28日(火)ロンドンハーツ 12月29日(水)ナニコレ珍百景 3時間スペシャル 超タイムショック 芸能人最強クイズ王決定戦スペシャル10 12月27日(月) お試しかっ! 18 30~21 30 [タカトシチーム] タカアンドトシ、よゐこ濱口優、オリエンタルラジオ、関ジャニ∞(村上信五・丸山隆平) [竹山チーム] カンニング竹山、博多大吉、アンジャッシュ渡部建、北斗晶、いとうあさこ、関ジャニ∞(横山裕・安田章大) ローカル・1部30秒 - チョーヤ梅酒、グーグル ローカル・2部30秒 - エバラ食品、P G ネット・1部30秒 - Kao(60秒扱い)、JPかんぽ生命、小林製薬、出光興産 ネット・2部30秒 - Kao(60秒扱い)、東芝、江崎グリコ、VISA、久光製薬、NTT東日本・NTT西日本、レック株式会社、(PT)キリンビール ネット・3部30秒 - サントリー、ほっともっと、Aflac、ENEOS、日本たばこ産業、任天堂、日清食品、グーグル ネット・4部30秒 - 清酒大関、Q・B・B、ソフト99、損保ジャパン 中居正広の怪しい本の集まる図書館 21 30~23 30 司会:中居正広 進行:清水俊輔アナ ゲスト:市川亀治郎、尾木直樹、小森純、サバンナ、関根勤、高田延彦、高畑淳子、長嶋一茂、野村沙知代、はんにゃ、やくみつる、山本裕典 1部30秒 - 小林製薬、マースエンジニアリング、リーブ21、日立建機、ミドリ安全、黒白波、ALSOK、トヨタ自動車、NUTRILITE、HEIWA、(PT)セブンイレブン、(PT)SME 2部30秒 - グーグル、ENEOS、(PT)キリンビール、(PT)パナソニック 3部60秒 - ソフトバンクモバイル 30秒 - ユニリーバ、P G 12月28日(火) ロンドンハーツ 18 30~23 30 MC:ロンドンブーツ1号2号 [フルポン村上・大型ドッキリin韓国] フルーツポンチ、大島麻衣、大友康平、国生さゆり、misono [男性芸能人268人がリアルに選んだ 付き合いたい女芸人GP] 青木さやか、アジアン、いとうあさこ、オアシズ、おかもとまり、しずちゃん(南海キャンディーズ)、シルク、椿鬼奴、友近、鳥居みゆき、ハリセンボン、はるな愛、バービー(フォーリンラブ)、北陽、森三中、山田花子 ほか [ウラでこんな事やってました2010 年末だからバラしていいよね35連発!!] 有吉弘行、狩野英孝、ケンドーコバヤシ、小島よしお、しずる、陣内智則、千原ジュニア、チュートリアル、はんにゃ、ピース、FUJIWARA、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、山崎弘也(アンタッチャブル)、我が家 ローカル枠30秒 - (PT)チョーヤ梅酒 ネット・1部60秒 - グッドイヤー、シックジャパン 30秒 - ソフト99、ジェムケリー、オリヒロ、GREE、サントリー、スカパーJSAT、江崎グリコ、(PT)ソフトバンクモバイル ネット・2部30秒 - コカ・コーラ、ラウンドワン、カンポウ専科、森永製菓、ホーユー、NUTRILITE、(PT)ニュースEX、「池上彰の学べるニュース 大晦日SP」番宣 ネット・3部60秒 - ヤフージャパン 30秒 - ジョンソン株式会社、サントリー、BeeTV、(PT)ユニ・チャーム ネット・4部60秒 - ユニリーバ 30秒 - キャドバリー・ジャパン、映画「チェブラーシカ」、東洋水産、ルナルナ、小林製薬、(PT)セブンイレブン ネット・5部30秒 - SCE、ジョンソン株式会社、HEIWA、(PT)ユニ・チャーム ネット・6部30秒 - SCE、ニューギン、ユニリーバ、日清食品、モビット、アース製薬、HEIWA、(PT)チョーヤ梅酒 12月29日(水) ナニコレ珍百景 3時間スペシャル 18 00~20 54 MC:名倉潤、堀内健 珍定委員長:原田泰造(ネプチューン) 進行:森葉子アナ スペシャルゲスト:萩本欽一、森公美子、本村健太郎弁護士、マリエ ロケ出演:岡本信人、酒井敏也、我が家、ウド鈴木、インスタントジョンソン プレゼンター:(北海道 東北)サンドウィッチマン (東海 北信越)柴田理恵、佐藤かよ (関東)石原良純、堀内健 (関西)はるな愛、ロッチ (中国 四国)板東英二、友近 (九州・沖縄)宮崎美子、カンニング竹山 18 00台(ローカル)30秒 - チョーヤ梅酒、高須クリニック 19 00台 前半30秒 - 清酒大関、ソフト99、新日本製薬、(PT)セブンイレブン 19 00台 後半60秒 - ガシーレンカー 30秒 - P G、かっぱ寿司、リーブ21、林原、ユニリーバ、大幸薬品、ENEOS 20 00台 前半30秒 - グーグル、イオンリテール、P G、大塚製薬、アイリスオーヤマ、小林製薬、ソフトバンクモバイル、(PT)キリンビール 20 00台 後半30秒 - 第一三共ヘルスケア、アルソア、(PT)パナソニック、(PT)セブンイレブン 超タイムショック 芸能人最強クイズ王決定戦スペシャル10 20 54~23 30 MC:中山秀征、新山千春 解説:北野大 出場者:麻木久仁子、品川祐、清水ミチコ、スザンヌ、辰巳琢郎、Wコロンねづっち、椿鬼奴、西川史子、ピーター、ベルナール・アッカ、ミッツ・マングローブ、フルーツポンチ村上、本村健太郎弁護士、ラサール石井、ロザン宇治原、渡部建 1部30秒 - P G、キユーピー、NTTコミュニケーションズ、山崎製パン、東洋水産、日産自動車、チョーヤ梅酒、小林製薬、アートネイチャー、SANKYO、(PT)パナソニック、(PT)セブンイレブン 2部30秒 - イトーヨーカドー、富士フイルム、小林製薬、ヤフージャパン、清酒大関、セイバン、宝くじ、(PT)トヨタ自動車 3部30秒 - グーグル、ENEOS、プロミス、映画「チェブラーシカ」、HEIWA、(PT)キリンビール
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日本テレビ系列 日本テレビ 2020年12月 特番 ザ!世界仰天ニュース2時間SP 芸能人に実際に起きた事件2時間スペシャル 2020年12月01日21時00分~22時54分 絨毯の上にKracie除きカラー表記 A枠 0’30”…P G、TAKARA TOMY、TEIJIN、任天堂、ENEOS、小林製薬、伊藤園、Paloma、SUZUKI B枠 0’30”…2nd STREET Reuse shop、アイフル、日本生命、Kracie、アサヒビール、PROMISE プロミス、NTT docomo、小林製薬 1億人の大質問!?笑ってコラえて!3時間SP 感動の名作!マーチングの旅完結編 2020年12月02日19時00分~21時54分 絨毯の上にカラー表記 A枠 ローカル B枠 0’30”…KIRIN(キリンビール)、日清食品、アクサダイレクト、M(McDonald s)、P G C枠 0’30”…SUBARU、Yakult、三井不動産 MITSUI FUDOSAN、アイリスオーヤマ、西松屋、LION、佐川急便、Daiwa House、野村證券 D枠 0’30”…mizkan、健栄製薬、P G、SUZUKI、M(McDonald s)、Unilever 突破ファイル【突破交番 自衛隊の伝説救出劇 上空1万m!国際線CAの救命救急】 2020年12月03日19時00分~20時54分 全社絨毯の上にカラー表記 A枠 ローカル B枠 0’30”…セキスイハイム、TAKARA TOMY、任天堂、P G C枠 0’30”…SoftBank、SUZUKI、マイナビバイト、ロート製薬、ノーベル製菓、P G、ニトリ、SUNTORY 有吉の壁3時間SP▼ご本人登場選手権 男版THEW開幕 エヴァンゲリオン大喜利 2020年12月09日19時00分~21時54分 ネットセールス部分は全社絨毯の上にカラー表記 番組開始前カウキャッチャー 1’00”…Rakuten Energy(番組コラボCM) A枠 ローカル B枠 0’30”…P G、KIRIN(キリンビール)、日清食品、アクサダイレクト、M(McDonald s) C枠 0’30”…LION、佐川急便、Daiwa House、野村證券、西松屋、Yakult、三井不動産 MITSUI FUDOSAN、アイリスオーヤマ、SUBARU D枠 0’30”…Unilever、mizkan、健栄製薬、M(McDonald s・今夜くらべてみましたコラボCM)、SUZUKI、P G 歌唱王2020 新スター誕生! 2020年12月10日19時00分~20時54分 ネットセールス部分は全社絨毯の上にカラー表記 番組開始前カウキャッチャー 1’00”…Rakuten Energy(有吉の壁コラボCM) A枠 ローカル B枠 0’30”…P G、任天堂、SUBARU、セキスイハイム C枠 0’30”…P G、ノーベル製菓、SUNTORY、ニトリ、SUZUKI、SoftBank、ロート製薬、マイナビバイト 誰も知らない明石家さんま「父親さんま」の素顔初解禁!息子が顔出しでテレビ初告白 2020年12月13日19時00分~21時54分 絨毯の上に大塚製薬とNTT東西除きカラー表記 A枠 0’30”…大塚製薬、NISSAN、セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン)、JA共済、KIRIN(キリンビール)、アイリスオーヤマ、ENEOS B枠 0’30”…任天堂、ヤマトホールディングス、HEBEL HAUS、アサヒビール、P G、SMBC 三井住友カード、TOYOTA(PT) C枠カウキャッチャー 0’30”…SUNTORY C枠 1’00”…MITSUBISHI ELECTRIC、清水建設、SUNTORY、Kao、HONDA、amazon、大正製薬 D枠 1’00”…LION 0’30”…TOYO TIRES、おとなの自動車保険、JT、NTT東日本・NTT西日本、アサヒビール、月桂冠、NIPRO、日清食品、NISSAN、家庭教師のトライ 有働・水卜の知らなかった!2020【武漢からの日本人救出作戦 完全ドラマ化】 2020年12月15日19時00分~20時54分 ネットセールス部分は全社絨毯の上にカラー表記 A枠 ローカル B枠 0’30”…小林製薬、M(McDonald s)、ロート製薬、明治安田生命、SUNTORY C枠 1’00”…Kao、KIRIN(キリンビール・PT) 0’30”…UQ mobile、JACCS、glico、KDDI、小林製薬、YAMADA、ほけんの窓口 幸せ!ボンビーガール営業時間外のお店を「間借り」して割烹料理店を開業する26歳 2020年12月15日21時00分~22時54分 絨毯の上にKracie除きカラー表記 A枠 0’30”…Paloma、SUZUKI、P G、ENEOS、TEIJIN、任天堂、SoftBank、小林製薬、伊藤園 B枠 0’30”…Kracie、日本生命、アイフル、2nd STREET Reuse Shop、小林製薬、NTT docomo、PROMISE プロミス、アサヒビール 笑ってコラえて!+今夜くらべてみました合体!話題の女子が大集合3時間SP 2020年12月16日19時00分~21時54分 絨毯の上にカラー表記 A枠 ローカル B枠 0’30”…M(McDonald s)、P G、KIRIN(キリンビール)、日清食品、アクサダイレクト C枠 0’30”…佐川急便、Daiwa House、西松屋、LION、三井不動産 MITSUI FUDOSAN、アイリスオーヤマ、野村證券、Yakult、amazon(PT) D枠 0’30”…M(McDonald s・今夜くらべてみましたコラボCM)、Unilever、mizkan、健栄製薬、SUZUKI、P G 秘密のケンミンSHOW極 ダウンタウンDX超豪華合体スペシャル 2020年12月17日21時00分~22時54分 A枠 0’30”…三菱UFJニコス、タマホーム、YOKOHAMA、SUNTORY、SUZUKI、再春館製薬所、セブン アイHLDGS.(セブン-イレブン)、TOYOTA、小林製薬、都道府県民共済、アート引越センター、Yupiteru、SUNSTAR、DAIHATSU B枠 1’00”…東洋水産※(0’30”扱い・0’30”=番組コラボCM) 0’30”…SMBCモビット、小林製薬、M(McDonald s)、アコム、ニトリ、ソニー損保、ロート製薬、SMBC 三井住友銀行、KDDI(PT)、宝くじ(PT)
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ついつい羽生治と食堂で喋りこんでしまい、遅くなってしまった。 日が落ちるのが早い冬場、もう辺りは真っ暗だ。 それに比例するように気温もどんどん下がる。 帰ろうとする頃には昼間よりも寒さが厳しく感じられた。 主「あ、いけね…」 外に出てその寒さを自らの身で感じ、マフラーを教室に置き忘れたことを思い出した。 羽「どした?」 主「教室にマフラー忘れた」 羽「ったく、ドジだな。まあ明日でもいいじゃん」 主「やだよ寒い。明日の朝だって冷えるだろうし」 羽「ご愁傷様」 主「俺取りに戻るわ」 羽「俺待ってたほうがいいか?」 主「どっちでも」 羽「んー…じゃ、寒いし先帰るわ」 主「何だよ、友達甲斐のない奴だなー」 羽「どっちでも良いっつったのお前じゃん」 主「しゃーねえな、今日は大目に見てやるよ」 羽「はは、何だよそれ。…うー、寒っ!そんじゃ俺帰るわ」 主「ああ、また明日な」 羽「おう、じゃーな」 寒そうに背中を丸め去っていく羽生治を少しだけ見送る。 (さてと…) 肌を刺すような寒さに震えつつも教室へと向かった。 真っ暗な校舎内、すぐに済むし電機のスイッチの位置を探すのも面倒くさいので、そのまま進む。 コツ、コツ、と自分の足音だけがやけ響く。 人の気配のない校舎内、きっと今この階に居るのは俺くらいだろう。 足早に教室へと向かう。 (……………?) 教室に近づくにつれ、何か音が聞こえてくるような気がした。 気のせいかとも思ったが、近づくにつれ大きくなるそれ。 確かにそれは教室の中から聞こえてくるのだ。 何の音かと聞かれれば、それは、分からない。 ただ、何か柔らかいものを殴るようなくぐもった衝撃音。 そして、喉から搾り出すような嗚咽とも呼吸音ともつかないほどの微かな息遣い。 そんな得体の知れない、聞きなれない音。 一体教室の中では何が起こっているのか。 (………………) 怖いのか不安なのか、それとも好奇心から来る期待なのか。 心臓が大きく鳴る。 教室の扉は閉ざされて入るものの、ほんの数センチ、隙間が開いている。 中を覗くには、十分すぎるほどの隙間。 そこから月明かりの光が細長く伸び、廊下を分断している。 ごくり。 緊張の所為か、いつの間にかカラカラに乾いた喉を、唾を飲み込み潤す。 足音が響かないようにと、ゆっくり、ゆっくり近づく。 (え………?) その隙間から見えた光景に、思わず言葉を失った。 何も出てこず、ヒュ、と息を呑む。 一瞬、ここが何処だとか、今何をしているとか、何を見ているのとか、わけが、全てが分からなくなった。 その隙間から見えたもの、それは、 乱れた髪、汚れた制服、頭を庇うように抱え、這い蹲い、薄く笑みにも似た表情を浮かべた1人の少女と、 箒を握り、ただただそれを叩きつける、顰めた眉に、噛み締める唇、そして目には涙を浮かべたもう1人の少女。 (なん、で………) そんな非日常的な光景に、悪い夢でも見ているのだ、と思い込もうとするも、その2人の少女の顔は、はっきりと現実で。 よく見知った顔。 そう、今日も、昨日も、一昨日も、ずっとずっとその前も見た、クラスメイトの茨暁子と灰塚リヨ。 (嘘…だろ…) リヨさんの細い腕が綺麗な孤を描き振り下ろされるたび、暁子ちゃんの身体が鈍い音を立て小さく跳ねる。 (こ…んな…) ―カツッ (…!) 思わず、まるで倒れこむように後ずさった瞬間、大きく足音が響いた。 その瞬間、リヨさんの視線がゆっくりとこちらへと向く。 目が、あった。 (ッ!!!!!!!!!!!!) 呆然と、まるで焦点が合っていないかのような瞳。 吸い込まれそうなほど真っ暗なその瞳が無性に怖かった。 頭から、離れない。 ふと我に返ると、校門に寄りかかっていた。 あの瞬間、どうやら俺は一目散に走り出したらしい。 どんな風にここへきたのか、あまり思い出せないが。 まだ、気が動転している。 心臓が鳴り止まない。 情けないことに、足も少し震えている。 (なんなんだよ…!) わけが、分からない。 何とか身体を落ち着かせようと試みる。 (こんなことって…) 今見たことは、本当に現実だったのだろうか。 そうだったらいいのに、いや、絶対そうだ、きっと、疲れてたんだ、幻覚だ。 何とか思いつく限りの言い訳で自分に言い聞かせようとするも、納得のいく答えはそこにはない。 (くそっ…) 未だ、さっきの光景が目に焼きついて離れなかった。 今日は学校へ行くのがひどく億劫に感じられた。。 それが何故なのか、理由は明確だ。 やっぱり、昨日の・・・ 確かにこの目で見たことなのに、未だに信じられない。 それどころか、あの出来事は夢で、そして俺自身まだその夢の中から覚めていないような、不思議な、そしてひどく不安定な感じだ。 いつもと変わらない騒がしい教室がよけいにそんな気分にさせた。 (リヨさん…) そんな考えの渦中の彼女をボーっと見つめる。 最近は気まずくて、あまり喋ることさえしなくなった。 (俺たちって…まだ、付き合ってんのかな…) 前に口論はしたものの、はっきりと別れるとは口にしていなかった。 それでもあれは別れ話になっていたんだろうか、それともやっぱりただのケンカなんだろうか。 どちらにしても長くは続かないだろう。 それに重ねて、昨日のあれだ。 (あー、もう!頭ん中ぐちゃぐちゃだ…) リ「………」 主「!?」 ふいにリヨさんと目が合った。 咄嗟に目をそらせてしまう。 (…吃驚、した…) しかし、もう一度彼女の方を見る気も起こらない。 仕方なく机に顔を伏せた。
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「有難うございましたー!」 明るい店員の挨拶を背中で受けながらコンビニを出る。 特にこれと言ってやることもなく、暇をもてあましている俺はだらだらと足を進めながら、これからどうしようか、などと考えていた。 (そうだ、どうせ暇だしなあ…) ここから垂髪の家までそう遠くはない。 最近全然顔を見てなかったから、なんとなく、ただそれだけ。 気まぐれで、ほんの少し、会いたくなっただけだ。 (電話、かけてみるか) ポケットから携帯を取り出し、電話をかけようと着信履歴内、彼女の番号を探す。 (…………………) ほんの1ヶ月くらい前まではあった大量の彼女の名前は、今は上城白雪姫の文字に変っていた。 仕方なくメニューから電話帳を開き、垂髪の名前のところで発信ボタンを押す。 すぐに呼び出し音が聞こえてきた。 ち「はい…」 主「あのさ、俺だけど…今ちょっと用事で近くまで来てて…」 ち「え?」 何の根拠もないけれど、喜ぶ声が返ってくるはずだと思って電話を掛けたのに、聞こえてくるのは慌てた声。 主「…どうかした?」 ち「その、今はちょっと、」 それと同時に、電話口の向こうから僅かに聞こえる聞き覚えのある声。 (羽生治…?) その声の主に気付いた瞬間、突如居たたまれない気持ちになった。 主「あ…悪い、それじゃ」 ち「あ、その、」 主「何?」 自分で思っていたよりも冷たい声が出る。 ち「…あ…なんでも」 主「じゃあ、切るから」 プツッ…ツー…ツー…ツー… 返事を聞く前に電話を切った。 さっきまで彼女の声がしていた電話からは無機質な機械音が聞こえてくる。 どうして彼がいるのか、なんてことは聞けない。 よくよく考えれば、いや、考えなくともそうしたのは自分なのだ。 その瞬間、思い知らされた気がした。 (結局、何にも分ってなかったのは俺の方なんだな…) いつか聞いた羽生治の言葉が頭の中で響いた。 そう、今更探しても自分の入る余地など、もう何処にもないのだ。 (俺は…結局…、どうしたいんだろう…) 逃げたのは俺の方なのに、何となく、今までのこと全てが無駄になったような気がして、自分の中の何かが空っぽになったような気がして、そのままほとんど思考は停止したまま岐路へとついた。 俺が垂髪のことを気にかける理由。 もう別に、彼女を好きだとか、そう言うものでは、ないのかもしれない。 本当は、彼女を好きだなんて気持ちはとっくの昔に冷めてしまっていて。 そう、ただ同じクラスメイトとして同情しているだけ。 ただそれだけの理由になってしまっているのではないだろうか。 (いや…) そこまで考え、否定する。 否定しなければいけないような気がした。 (俺はあいつの恋人で、だから心から心配して…) もう何度言い聞かせたのか分からなくなった言葉を頭の中で復唱する。 (そうだ、そうなんだよ…) それでも、垂髪に対する思いはどんどんと、まるでこの寒空を流れる雲のように不安定で、常に形を変えながら流れ、今では自分ですら把握できないような物にと変化していた。 主「じゃ、これ今週の分だから」 プリントの束を差し出し、お決まりの台詞を言う。 ち「ありがと…あの、もし良かったら、上がって?」 少しやつれた顔で、これまたいつもと同じ、お決まりの台詞を口にする。 彼女には似合わない、ねだるように媚びた甘い声で。 ~~~♪(着信音) (あ…) 彼女が言い終わるのを待っていたかのようなタイミングで俺の携帯が鳴り出した。 垂髪の顔から笑みが消える。 主「悪い…もしもし?」 母『あ、●●?』 一言断り通話ボタンを押す。 耳に当てたそれから聞こえたのん気な母の声に、思わず力が抜ける。 主「なんだよ?」 母『悪いんだけど、お醤油きらしちゃって。帰り買ってきてくれないかしら?』 主「ああ、分かっ…!?」 突然手の中から消える携帯。 主「な…、お前……」 垂髪の手に握られたそれを見て、瞬時に取られたのだと悟る。 主「お前、何やってんだよ!」 思わず荒々しくなる声。 感じるのは、何かを訴えるような、睨むような視線。 ち「………………」 主「…何とか、言えよ」 ち「…して」 主「え?」 ち「どうして!どうして、いつもいつも…!」 主「ちょ、おい…!」 だんまりを決めこんだかと思えば、突然の大声。 堰を切ったかのように目からは次々と涙が溢れている。 ち「また上城さんでしょ!?なんで…」 主「今のは違、」 ち「いつもいつもいつも上城さん上城さん!そんなに上城さんが良いの!?あたしじゃダメなの!?あたし、●●のためなら何でもするよ!?それに●●はあたしを選んでくれたじゃない!他の誰でもないわたしを!なのに、上城さん上城さんって…●●の彼女はあたしでしょ!?あたしなんだから!…なんで…なんでいつもあたしばっかり…」 主「お前、自分ばっかりって…なあ、」 ち「…っく、…だって、みんなが…いつもいつも、邪魔するから…あたしだけ、幸せになれなくて…」 その瞬間、いつも俺の中で無理やり抑えていた何かがあふれ出す。 今まで一生懸命作りあげた、嘘で固めた防波堤が崩れていく。 音を立てて何かが切れた。 主「っ被害妄想も大概にしろよ!お前がどんだけ周りに迷惑かけてんのか分かってんのかよ!?」 ち「違…っ、そんなこと…!」 主「被害者ぶるのもいい加減にしろ!」 ち「………っ」 主「もとはと言えば全部お前のせいだろ!?お前があんなことさえしなけりゃ…!」 ち「そ、れは…」 主「どんなに言い訳してもな、事実は変らないんだよ!」 ち「違う!言い訳なんかじゃ…!」 主「うるさい!結局何言ったってお前は被害者じゃなくて加害者なんだよッ!」 ち「…っ、か、が…いしゃ?あたしが…?」 主「ああ、そうだよ!悪いのは全部お前だろ!?」 ち「違、う…違う、違う違う違う違う違う」 主「違わねえよ!!!!!!!!!!」 もう何も聞きたくなくて、喉から搾り出すように大声を上げた。 その願いは叶い、その瞬間静寂が訪れた。 (あ…) 俯き、表情の窺えない彼女。 無音に包まれ、初めて我へと返る。 微かな息切れに上下する肩。 口から次々と出てくるそれを、止めることが出来なかった。 今まで押し込めてきたものを全て吐き出すまで。 主「…っ」 もうその場に居ることすら嫌になり、踵を返すと逃げるように彼女の部屋を後にした。 壊れてしまった防波堤。 今度はそれを“俺は悪くない”と言う言葉で修復しながら。 朝、いつもと同じで生徒達が吸い込まれるようにそれぞれの足取りで校門の中へと入っていく。 そんな生徒達の群れ中、ふと足を止めた。 一人、学校の敷地内に入らず校門の前に突っ立ってこちらを見ている人物が目に入ったからだ。 主「羽生治…」 羽「よう」 主「ああ、おはよう」 何処か気まずい雰囲気の中、軽く挨拶だけを交わして通り過ぎようとしたところで腕をつかまれた。 力が入っているのか、掴まれた部分から僅かに痛みが広がっていく。 主「…なんだよ」 羽「お前、この前垂髪の家に行ったんだよな?」 主「だったら何だよ…」 羽「その時、お前なんかしたか?」 主「なんかって…」 先日の出来事が頭にフラッシュバックされる。 主「別に…何も…」 羽「なあ、あいつに何かいったんだろ!?」 主「何にもしてねえよ!」 大声で叫ぶと手を振り払い走った。 後ろは振り向かずに。 周りからの視線が痛い。 それを振り払うようにと教室へと急いだ。